日本に暮らすアジア人が最も多く住んでいる地域は東京ですが、愛知県、大阪府、岐阜県などの地域にもアジア人が暮らしています。
どのような地域がアジア人に住みやすい地域なのでしょうか?
■ 都心の賃貸住宅に住むアジア人が東京を住みやすいと感じる理由とは?
東京に住んでいるアジア人のうち、最も多いのは中国人、次いで韓国・朝鮮人、次がフィリピン人です。
主な居住地域は中国人では豊島区、新宿区、江戸川区、板橋区、韓国人・朝鮮人では、新宿区、足立区、荒川区、江戸川区、フィリピン人では足立区、江戸川区、大田区、葛飾区の順で多くの人が住んでいます。
これらの国それぞれの国の人が住みやすいと感じる理由の一つは、同じ国の人が多く居住しているということです。
同じ国の居住者が多い地域では、同じ国の住人同士のコミュニティがあり、助け合いながら暮らせることや情報を共有できることなどが、日本での生活をしやすくするからです。
もう一つの理由は、それらの地域が家賃の高い東京の中では、比較的低価格な家賃の賃貸物件多いことと、外国人に対する入居拒否などの差別が少ないということです。
■ 田舎の一定に地域にアジア人のコミュニティが形成される理由
企業で働く為に日本に居住する人に対しては、企業側で住宅を確保し、提供する場合もあり、アジア人を多く雇い入れている企業がある地域には、その企業に勤めていないアジア人もその地域で賃貸物件を探して居住するようになる為、一定に地域にアジア人のコミュニティができていき、アジア人の人口が増えていく傾向にあります。
■ 通勤・通学には駅近の賃貸物件、友人招待を考えるなら観光地
アジア人が日本に住む目的によっても住みやすい居住地域は変わります。
日本で学校に通う為、企業で働く為に居住する場合は、通勤や通学を考えると、駅から近い賃貸物件が便利ですし、母国にいる友人を招待することを考えるなら観光地も近い地域に賃貸物件が便利です。