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来日前の賃貸入居予約

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日本に到着する前に居住する賃貸物件を探し、予約することができます。

来日してから住む場所を探すと、時間や費用が無駄になりますのでインターネットを利用して、来日前に賃貸入居予約をしておきましょう。

 

■ 外国人が来日前に賃貸契約をする方法…ネット検索で予約サイトを探すことが有効!

外国から日本での賃貸物件を探すためには、インターネットの予約サイトが便利です。

居住を希望する地名、学校や会社への通勤、通学がしやすい駅名、一軒家、マンション、アパートなど賃貸物件の種類、間取り、全体の広さ、予算などを入力すると、希望に合いそうな物件を探すことができます。
入居には家具や生活設備が必要ですが、外国人が日本に来ると同時に準備するのは本当に大変で家具付き賃貸ならその心配がありません。
外国人が家具付き賃貸を探すには、全国をカバーしていて検索に便利なここがオススメです。

 

■ 来日前の賃貸入居予約の為の必要書類

予約サイトで希望する条件に適った物件を見つけたら、その物件を扱っている管理会社に予約申し込みをします。

会社により細かい規則は異なりますが、予約時に必要書類のコピーや入居に必要な費用の一部を海外から日本の管理会社に送金しなくてはならない場合と、予約だけして来日時に必要書類を提出し、必要な費用を支払う場合があります。

ほとんどの場合必要な書類は、入居者本人の身分を証明する為の運転免許証、パスポートなど顔写真付きの証明書、給与明細分などの収入証明、在留カード、外国人登録証明書などがで、契約時に必要な費用は敷金、礼金、前家賃、仲介手数料、管理費、火災保険料、保証委託料、鍵交換代などです。
敷金や礼金は一般的にはそれぞれ家賃の2ヵ月分、仲介手数料は1ヵ月分で、管理費は物件によって月々支払う場合や1年分まとめて支払う場合などがあります。

火災保険料、鍵交換代などは、物件によっては必要ない場合もあります。

日本では賃貸契約を締結する際に、居住者本人が家賃の支払いをすることができなくなった時に、家賃の支払いを肩代わりする日本人の連帯保証人が必要ですが、外国人が日本国内に日本人の連帯保証人を見つけられない場合には、保証委託料が必要になることもあります。

保証委託料の金額も管理会社によって異なりますが、契約時にまとめて1ヵ月分の家賃と同程度の保証料を支払う場合や、月々の家賃に保証料を上乗せされる場合があります。

 

■ 予約時期と地域について

日本では、4月に新入学や会社の人事異動がある為、1月から3月にかけては部屋を探す人、新入居する人が非常に多い時期です。

その為、3月末に来日して、すぐ入居したいというような場合には、12月くらいから物件を探し始める必要があります。

特に大学の周辺の地域では、賃貸物件の需要が多い為、2月、3月になって予約を使用としても見つからない場合があります。

条件の良い賃貸物件を見つけたい場合には、早めに予約をしましょう。

外国人に容易なウィークリー

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外国人が日本に滞在する際に手軽に利用できるのがウィークリーマンションです。

ビジネスホテルよりも高級感があり、広々としていますが、宿泊費はビジネスホテルと同程度の価格で、高級ホテルよりも低価格で宿泊でき、家具やテレビ、エアコンなどの他に、調理をする為の器具も備えられている為、自炊ができます。

 

■ 外国人向け家具付きウィークリー賃貸マンション

日本国内には、外人用の家具付き賃貸物件が数多くあります。

観光やビジネスの為の短期間の滞在には、ウィークリーマンションやサービスアパートが手軽で便利です。

ウィークリーマンションには、家具や調理器具、テレビやエアコンなどの家電が備えられている他、ほとんどのウィークリーマンションはインターネット環境が整っているので、自宅と同じような生活をすることができます。

ビジネスホテルと比較すると、部屋が広々としているので閉塞感が無く、自炊できることや1日当たりの宿泊費が少ないので、滞在費用を抑えることができます。

一人用の部屋だけではなく、少人数で滞在できる部屋もあり、家族や友人との観光旅行にも便利です。

 

■ ネット検索できる外国人向け家具付きウィークリー賃貸マンションの予約と手続き

外国人向け家具付きウィークリー賃貸マンションは、世界中のどの地域からも手続きができ、他言語対応なので賃貸料の確認ができます

ウィークリーマンションの管理会社や、ウィークリーマンションの比較サイトで、地域、駅名、日時や期間、広さや間取り、予算などの希望の条件にあった物件を探し、予約申し込みをします。

管理会社により必要な書類は異なりますが、一般的には運転免許証やパスポートなど、写真付きの身分証明書、緊急時に連絡できる日本人の連絡先が必要です。

申込をすると、管理会社が入居資格についての審査を行い、その後申し込み手続きの方法を知らせてくるので、クレジットカードなどで海外から入金し、予約や契約をします。

内覧をしてから決めたい場合は、予約時にその旨を伝え、来日して内覧してから正式な契約をすることもできます。

賃貸生活で気をつけること

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日本では日本独自の習慣があり、賃貸生活においても様々な習慣やルールがあります。

ホテルでの滞在と違い、賃貸生活では日本の習慣やルールを守らないとスムーズな日常を送ることができず、トラブルに発展してしまうことがあります。

 

■ 通勤・通学に便利な都心の賃貸で隣人との近所付き合いをスムーズにする為には騒音やゴミ出しのルールに気をつけましょう

都心の賃貸では、地域や賃貸物件の種類にもよりますが、ほとんど近所付き合いがありません。

マンションやアパートの場合、1年以上隣人や上下の階の住人と顔を合わせることもないというような状況も少なくありませんので、お互いに静かに迷惑をかけずに暮らしていれば、支障なく毎日を過ごすことができます。

静かに迷惑をかけずに隣人や近隣の人々に生活する為には、騒音に気をつける必要があります。

建物の種類にもよりますが、床を歩く音が下の階の隣人にとっては騒音になる、音楽やテレビの音量が大きいと隣人にとって騒音になる、深夜にドアの開け閉めの音が近所に響く、廊下などの共用スペースで長時間話し込むなどの本人にとっては些細なことが、周囲の人にとっては迷惑になってしまうことがありますので気をつけましょう。

また、地域ごとのゴミ出しのルールを守ることも大切です。

生ゴミ、プラスチックごみ、アルミ缶、ペットボトル、不燃有害物、紙ごみなどのゴミは、地域のルールに従って分別し、決められた曜日の決められた時間に、指定の場所に出さなくてはなりません。

これを守らないと、ゴミの収集車はゴミが出してあっても回収しないので、いつまでもゴミが置きっぱなしになり、近隣の人々に迷惑をかけてしまいます。

 

■ 間取りの広い郊外の賃貸生活では近所付き合いが大切です

都心のマンションなどと違って、間取りの広郊外での賃貸生活では、床の音などの騒音にはそれほど気を使う必要はありませんが、近所の人と顔を合わせる機会が多いので、近所付き合いが大切です。

特に、古くから長年住んでいる人が多いような地域では、新規に引っ越してきた人は注目されがちです。

入居時には近所の人々に挨拶をし、道で顔を合わせた時には笑顔で会釈することが暮らしやすさに繋がります。

外国人の賃貸契約手続き

asian and caucasian business executives looking at laptop screen while having a discussion in a multinational company.

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日本での不動産の契約には日本人の保証人が必要である他、いくつか知っておかなくてはならないことがあります。

日本での賃貸物件の為の不動産契約について確認しておきましょう。

 

■ 外国人が賃貸物件の契約書類を作成する為に必要な書類…パスポート・外国人登録

外国人が賃貸物件の契約書類を作成する為には、日本人の保証人が必要であることと同時に、各種書類を揃えなくてはなりません。

基本的に不動産の契約をする場合には、日本人であっても入居者本人の身分を証明する為の住民票、健康保険証と、本人確認ができる写真付きの運転免許証、パスポート、個人番号カード(顔写真付きの枚ナンバーカード)、入居者本人の実印と印鑑証明、源泉徴収票や給与明細分などの収入証明が必要ですが、これらの書類に加えて在留カード、又は特別永住者証明書、外国人登録証明書のどれかが必要です。

 

■ 外国人が賃貸物件の契約書類を作成する為に必要な保証人とは?

日本では日本人が不動産の契約をする場合であっても賃貸物件の契約の際に、借主の病気や怪我、契約期間中の突然の退居などの理由で貸主が被害を受けた場合に、借主の代わりに貸主に対して損害を賠償する責任を持つ保証人が必要です。

従って、この場合の保証人は日本人であること、損失が出た場合、それをカバーできるだけの収入があることという条件を満たした人でなくてはなりません。

そして、そのような条件を満たす保証人を見つけることができない場合には、賃貸住宅保証会社を利用するという方法で賃貸契約を結ぶということができます。

賃貸住宅保証会社とは、連帯保証人の代わりに手数料をとることで連帯保証人としての役目をする会社です。

 

■ 外国人の賃貸契約手続きでわからないことは通訳アプリを利用しましょう

日本の賃貸契約には、保証人の他にも日本独特のルールがあります。

まず、契約の際には敷金と礼金が必要です、

敷金とは保証の為の預かり金のことで、家賃の1か月分から2カ月分の金額です。

入居中に室内の壁や床を傷つけた、浴室のカビ、キッチンの油汚れなど、日常的な掃除をしていれば予防できたはずの汚れがあるというようなことが起った場合には、退去時に敷金を使って修復作業が行われる為、程度によっては敷金が返ってこない場合もあります。

その他に大家さんへのお礼として家賃の1か月分から2カ月分、不動産会社への仲買手数料として家賃の1か月分、前家賃1か月分をまとめて支払わなくてはなりません。

物件が見つかり、その月の家賃を払えば入居できるわけではなく、契約時には多額な費用が発生するということを覚えておきましょう。

また、不動産の賃貸契約は煩雑で日本人であっても慣れないうちは戸惑うものです。

英語で話ができるスタッフがいない場合には、理解できないことも多いと思いますので、通訳アプリを利用して、疑問を解決しましょう、