カテゴリー別アーカイブ: 家具

欧米人に住みやすい設備・家具

女性ー1
 

日本と欧米との生活様式の違いはたくさんありますが、最も大きな違いは、室内でも靴のまま生活することと、浴室とトイレが組み合わされていることです。

その為、靴のまま室内で暮らせるような設備の賃貸物件、トイレが組み合わされている浴室を好む欧米人が多いのですが、それと同時に日本独自の住宅スタイル、畳やふすま和式トイレのある住宅を希望する欧米人も少なくありません。

 

■ 欧米人が住みやすいと感じる賃貸住宅…料理設備、家具・寝具、バス・トイレ、エアコン

欧米では、日本と違ってエアコンや家具付き住宅が主流なので、ベッド、ソファなどの家具付きの賃貸物件が好まれます。

そして、キッチンに料理設備としてオーブンが備えられているのが一般的です。

日本ではガスレンジとグリルが備えられている住宅が多いのですが、欧米ではIHクッキングヒーターとオーブンの組み合わせがほとんどで、ケーキを作ったり、肉や野菜を焼いたりします。

欧米人はホームパーティ―を開いて、仕事関係の人を接待したり友人を招待したりすることが多いので、広いリビング、広いダイニングキッチンが好まれます。

浴室はバスタブとトイレが組み合わされているスタイルが一般的です。

バスタブにお湯を張るよりもシャワーを浴びることの方が多く、日本では洗い場で体を洗いますが、欧米ではバスタブの中で体を洗ったり、シャワーを浴びたりする為、浴室の床を濡らすことはありません。

また、バスタブにお湯を張る場合でも1人ずつお湯を替えること、バブルバスにすることが多いことなどから追い炊き機能が付いていない浴槽が好まれます。

 

■ 欧米人が住みやすいと感じる賃貸住宅…ネット環境、セキュリティ

欧米人にとってネット環境が整っていることも暮らしやすさの条件の一つです。

ことに言葉が通じにくい人であれば、電話を引いたり、ネット環境を整えたりすることは手続きが煩雑で大変だからです。

 

また、日本は世界の中でも犯罪の少ない国ですが、マンションなどの出入り口には住人が開けないと外部からの訪問者が入れないようにはなっていますが、中に入ってしまえばだれでもエレベーターに乗れることなど欧米人から見るとセキュリティ機能が高いとは言えないようです。

その為、セキュリティ対策がしっかりされている物件が好まれます。

アジア人に住みやすい設備・家具

アジア旅行者
 

日本での賃貸物件のほとんどは、マンションやアパートの部屋、又は戸建て住宅で家具付きの物件はそれほど多くありません。

しかし、海外では国にもよりますが、賃貸物件には家具付きの物件が多い為、アジア人が日本で賃貸物件を探す場合も、家具付きの物件が好まれます。

 

■ アジア人が住みやすい賃貸住宅とは?…料理設備、バス・トイレ、家具・寝具、エアコン、ネット環境、セキュリティ

アジア人が住みやすい賃貸住宅とは、手軽に引越しをし、すぐに生活が始められる生活に必要な家具や寝具、エアコン、ネット環境などが備えられている家具付きの賃貸

例えば、アジア人は自宅で調理する習慣を持った人が多いので、料理の設備が整っていること、ガスレンジやシンクなどの他に、炊飯器や電子レンジなどの調理器具が付いている部屋が好まれます。

バス・トイレは、個別に分かれているタイプではなく、バスの中にトイレがあるタイプが好まれます。

バスは浴槽にお湯を張って入るよりもシャワーが多いので、シャワーカーテンが設置されていて、浴槽内でシャワーを浴びるスタイルの浴室が好まれます。

また、セキュリティ対策がしっかりしている物件も、アジア人が住みやすいと感じる設備の一つです。

 

■ アジア人にとっての賃貸契約と日本の賃貸契約の違い

日本では、賃貸契約時に敷金、礼金、前家賃が一般的ですが、アジアの国々にはそれぞれ違った習慣があります。

アジア人が住みやすい賃貸住宅の条件には設備や家具の他に、自国と同じような賃貸契約というものもあるかもしれません。

中国では賃貸物件への入居時に、1ヶ月分の保証料と3ヶ月分の家賃を前払いするという方法が一般的で、契約は2年ごとが一般的な日本に比べて短く、1年ごとが基本で、更新ごとに家賃が上がります。

韓国では、入居時に借主から支払われた高額な保証金を貸主が資産運用しその利息から月々の家賃が捻出される為、月額の家賃は無料、退去時に物件の破損や汚れがなければ保証金は戻ってくるという仕組みが行われていることが多いようです。